投資の手法の一つFX。
FXは手元資金が少なくても大きな利益を狙える金融商品として非常に人気が高いです。
FXという言葉について聞いたことがあっても、実際にどのような取引なのかなんとなくしか・・・という方も多いですよね。
そこで今回はFXについて全く知らない方向けに「FXとは何か？」について説明をします。
初心者の方でも一度読めばFXについて理解できるようわかりやすくまとめてみたのでぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
ＦＸってなに？
平たくいうと・・・
米ドルやユーロなどの海外通貨を使って利益を狙っていく投資商品です。
仕組みは、外貨預金と似ていています。
外貨預金は、円高の時に外貨を購入して円安になった時に円に戻せば利益を得ることができる投資商品です。
外貨通貨を見るための円高・円安の考え
外貨を見るうえで円高と円安の考えはＦＸでも基本になります。
混乱しやすいイメージを嚙砕いてみました。
米ドルを例に説明すると
1ドル100円が90円や80円などになることを指します。
1ドル100円が110円、120円などになるを指します。
お金が少なくて済む→円の価値（パワー）が上がった→円高
お金を多く出す→価値（パワー）が下がった→円安
つまり円の価値が高くなっている、低くなっているで円高・円安になっているということになるのです。
外貨預金で利益を得るためには、
円高の時に外貨にして円安になったときに円に戻す必要があります。
例えば、
1ドル90円の時に米ドルを購入して、1ドル100円の時に日本円に戻せば10円利益が出ることになります。
FXも基本的にはこの外貨預金と仕組みは同じです。
しかし、FXには外貨預金にはない様々な特徴があります。
外貨預金にはないFXの３つの特徴
FXは外貨預金に仕組みは非常に似ていますが、外貨預金にはないFX独自の特徴もあります。
FXの主な特徴は3つになります。
①買いだけでなく売りから入ることができる
②レバレッジという仕組みがある
③様々な通貨で取引することができる
①買いだけでなく売りから入ることができる
外貨預金の場合、日本円から米ドル等の外貨を購入して、米ドルから日本円に戻すことによって利益を得ることができます。
つまり、
円高の時に購入をして円安になったときに円に戻さないと利益を得ることができないことになります。
もちろん、FXの場合も円高の時に購入して円安になったときに円に戻せば利益を得ることができます。
さらに、FXの場合は、売りから取引をすることができますので円高に進めば進むほど利益を得ることができるトレード手法もあります。
一般的に、円安になるスピードよりも円高になるスピードの方が圧倒的に早いと言われていますので、売りから取引をすることができる事はFXの大きなメリットといえるでしょう。
②レバレッジという仕組みがある
FXには、レバレッジという仕組みがあります。
レバレッジとは「てこの原理」のことで、
国内FX会社の場合、最大25倍のレバレッジを使うことができます。
レバレッジをかける・かけないの違い
レバレッジを使った場合と使わない場合の違いについて数字で例えてみました。
・投資資金100万円
・1ドル100円で買い取引。1ドル101円で売却。
レバレッジを使わない場合
まずは、レバレッジを使わない場合について説明をします。
投資資金100万円で1ドル100円の時にトレードし、
100万円÷ 100円= 10,000米ドル買うことができます。
この10,000米ドルを1ドル101円の時に日本円に戻すと・・・
1,010,000円になります。
つまり、10,000円利益が出たことになるのです。
これがレバレッジを使っていない一般的な外貨預金の取引になります。
レバレッジ25倍の場合
では、25倍のレバレッジを使った場合はどのようになるのでしょうか?
投資資金100万円の25倍の取引になるので
100万円×25＝2500万円で取引することになります。
では、いくら米ドルを買うことができるのでしょうか?
2500万円÷ 100円＝250,000になりますので250,000米ドル買うことができます。
この250,000米ドルを1ドル101円の時に日本円に戻すと・・・
25,250,000円になります。
つまり、250,000円の利益を得ることができるのです。
レバレッジがない場合とレバレッジがある場合では大きく得ることができる利益が違うことがわかりますね。
このレバレッジ機能があるのでFXでは投資資金が少なくても大きな利益を狙うことができるのです。
③様々な通貨で取引することができる
・米ドル・ユーロ
・英ポンド・豪ドル
・カナダドル・スイスフラン
・トルコリラ・南アフリカランド
外貨預金の場合
取引する銀行によっても違いますが、多くの銀行では米ドルやユーロイギリスポンドなど主要通貨でしか取引することができません。
また、ブラジルレアルやトルコリラなど新興国通貨を使って取引することができる銀行でもこのような通貨で取引する場合、非常に手数料が高いです。
しかし、FXではFX会社にもよりますが多い所では50種類以上の通貨で取引することができます。
まとめ：【超初心者】ＦＸとは？
今回は、FXとは何かについて基本的な部分について説明しました。
・ＦＸは通貨を使って利益を狙う商品
・ＦＸに必要な円高円安のイメージは、円の価値（パワー）の上下
・ＦＸの３つの特徴は、
「売りからできる」
「レバレッジがある」
「様々な通貨がある」
FXは非常に自由度が高い取引です。
しかもレバレッジと言う仕組みを使うことができますので投資金が少額でも大きな利益を狙うことができます。
しかしあまりにも掛けすぎて想定外の損失もあるので、しっかり自分の資産と知識と相談しておこなうようにしましょう。
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