初心者にもインデックスファンドがおススメと言われる中、「投資信託 危険」というワードも出てきます。
もちろん投資なので、運用する際の元本割れリスクはあります。
しかし、それ以外の主な要因で
・失敗や損失がでるケース
・危険な買い方って何?
・危険という意味につながる失敗運用ケース
についてまとめています。
https://boku-toushi.com/investment/52/
投資信託が危険なワケ:主な失敗5ケース
ケース1:利回りだけで手数料を気にしなかった
ケース2:人気のファンドだから購入
ケース3:急な相場変動で思わず売ってしまった
ケース4:窓口の巧みな営業で確認せず購入
ケース5:レバレッジ型を長期保有
ケース1:手数料を気にしない
魅力的な利回りに目を奪われ、手数料を気にせず運用した結果、運用手数料(コスト)が引くとマイナスだったというケースです。
・購入手数料・信託報酬(運用手数料)
・信託財産留保額(解約手数料)
・税金
があります
運用手数料は一般的に約0.5~2%(年率)と小さく感じるかもしれませんが、長期運用となると意外に重くなります。
ケース2:人気ファンドなので買った
投資信託にもトレンドがあるので、必ずしも人気・話題といったファンドにすぐ飛びつかないことです。
トレンドを使ったファンドが出る時は、既に高騰でありトレンドが冷めると基準価額が下がってしまう傾向にあります。
ケース3:相場急変で耐えれず売ってしまった
運用を続けている途中で、市場が急落しメンタル的にも不安になって解約を急いでしまったケースです。
投資信託をする際、毎月の一定額の積立投資では基準価額が下がっても有利に働くことが考えられます。
それは・・・
すると・・・
思わず売ってしまったあとに上がったと後悔するのも投資のあるある。
インデックス投資やバランス重視の投資であれば広く分散投資するため、回復が早い傾向にあります。
ケース4:窓口で勧められて購入
窓口で買う場合は、営業面もあり企業側が売っていきたいものを魅力的に話され買ったが、数年後見ると元本割れになっていたというケースです。
販売会社も利益を得るため、手数料の高いファンドを紹介していることも多いです。
必ず、どういった内容のファンドなのかを確認することをおススメします。
https://boku-toushi.com/investment/211/
ケース5:レバレッジ型を長期保有した
投資信託にもハイリスクハイリターンのレバレッジ型があります。
FXや株と同じく少額で大きい利益を得れることに魅力があり、投資家で人気なのも確かです。
しかしこのレバレッジ型は、中・長期運用向きでは利益を生みにくいという点があげられます。
<レバレッジ型のデメリット>
・価格変動が激しい
・運用コストも高め
・明確なトレンドで発揮するので、上げ下げが多いと損失の可能性
・相場分析も必要で初心者には向かない
・長期保有すればするほど乖離が大きくなる
レバレッジタイプのブル・ベア型の基本知識はこちら
https://boku-toushi.com/investment/346/
まとめ:投資信託は罠だらけ?ありがちな失敗5ケース
投資信託の主な失敗ケースをあげました。
内容を再度まとめると・・・
・手数料を気にせず購入
・人気、話題という理由で購入
・短期目線でメンタルが左右され売ってしまった
・窓口でおススメされるがままに購入
・レバレッジ型を長期保有
・手数料には気を配る
・購入手数料がゼロのノーロードファンドもある
・ネット証券なら窓口よりも手数料が安い
・長期運用のためにも値動きの安定したものが安心
・下がった時は多く買えるので継続が成功のカギ
・目論見書(ファンド内容)をしっかり確認
ネット証券では、人件費もないため窓口に比べてコスト面がお得。
時間や休日関係なく手続きできますし、余計な営業がないメリットがあります。
やはり失敗ケースは違いますが、手数料が運用するうえで共通の重要のように感じます。
また投資信託は目的(いつまでにいくら)を考えることが第一歩となります。
なるべく長期目線で考えるべきであり、目線が短期になると、短期的な相場動向に左右されメンタル面でも焦りが出てしまいます。
なるべく10年ほどの期間を見ながら計画を立てるようにしましょう。
https://boku-toushi.com/investment/52/